ぐうふか動物園

　動物園を舞台にした本は意外に多い。

　　🐧市民 ZOOネットワーク　「動物園を学ぶーおすすめ本紹介」

🐘EhonNavi　「動物園にいきたくなる絵本」

こちらもおもしろそう　　

🦁NAVERまとめ　「動物好きにはたまらない！動物園を舞台にしたマンガ！」

　サイモンとガーファンクルのファンなら、初期の名曲　At the Zoo。

　「サウンド・オブ・サイレンス」「ボクサー」のような深遠な意味性？や「四月になれば彼女は」「キャシーの歌」のリリカルな詩情とはまた違う、コミカルな趣きもある楽しい一曲。

　ファンが高じてペンネームにしてしまった柴門ふみが、これを原詩に絵本「ポール・サイモンのどうぶつえん」を書いている。

　全国的には、動物園を舞台に俳句や短歌の吟行会も結構行われているようである。釈超空（折口信夫）も、短歌づくりに困ったら動物園に行けと言っていたらしい。

　そのうち意外とシニア世代の動物園ブームが来るかもしれない。

　動物園＋句会＋きみまろショーとか・・・

狐狸庵こと遠藤周作先生は犬がウンコ💩をする姿に、寂寞たる人生の悲哀と深淵をスルドく喝破されたが・・・実際、動物(園）を題材にした詩歌には内省的な、孤独や寂寥を伝える作品が多い気がする。

　で、

　小説家でアララギ派歌人の伊藤左千夫を偲び、短歌に親しむことを目的にした、千葉県山武市主催の左千夫短歌大会。　第57回（2009年）高校生の部の市長賞受賞作品　

「ぼくゴリラ　ウホホイウッホ　ウホホホホ

　ウッホホウッホ　ウホホホホーイ」

🦍作者生徒君の談は、「ゴリラも人と同じように孤独なのではないか、その孤独感を表現したかった…」そうである。

　八木山動物園にも「ヒト」の檻があるが・・・

　＜牛飼が歌詠む時に世の中のあたらしき歌大いに起る＞

と詠んだ伊藤佐千夫もびっくり

　狐里庵ぐうたらシリーズのように、人生の深みと悲哀と慰安と希望を感じさせる・・・

ぐうふか動物園。